読書感想文

親子で取り組もう、読書感想文

 

   毎年夏休みになると、読書感想文で頭を悩ませている方からの相談がたくさん来ます。私自身が小中時代に読書感想文に対して大きなプレッシャーを感じており、他の宿題を7月中に終えたにもかかわらず読書感想文は8月のお盆近くまで持ち越していました。それゆえ、読書感想文に頭を抱えるタイプの気持ちは痛いほど分かります。

 今や、読書感想文指導をはじめ審査員を務めた立場として・・・「読書感想文には正しい書き方がある!」と断言できますし、まずはこれを理解してほしいと思いますしきちん計画を立てて進めて行けば、2学期までに間に合います。子供一人で取り組むのが難しい場合は、ぜひとも親子で取り組んでほしいです。

 そうすることによって、 思春期と呼ばれる子供さんとの親子関係が良くなるというメリット、文章の型について大人の方も学ぶ&再確認できると思います。「え??中学生にもなって親が宿題を手伝う?」という声が聞こえてきそうですね。とはいえ、口だけで「やりなさい、書きなさい」では子供からは反感を買います

 正直に言います。「まともな内容」の読書感想文や作文を書いているタイプにおいては半数以上が親や指導者の指導(手伝い)が入っているといって過言ではないでしょう。皆、口外しないだけで…実は大人の手が入っています。むろん程度の差はありますが。。。

 子供さんが困っていたら、一緒になって本を選ぶ、躓いたら一緒に考える、場合によっては指導者を探す・・・といった「共同作業」をやって欲しいと思います。そのことによって親子関係が良くなることにもつながりますし、親子関係がいいタイプの生徒は指導効果が上がりやすいです。☜嘘みたいですが、本当です。ぜひ参考まで。

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