読書感想文

読書感想文のポイント(あらすじ篇)

 読書感想文のあらすじを書くか?書かないか?と聞かれるとどちらが正しいと思いますか?

結論を言うと書かなくてOK。感想文の読み手にどんな本の内容なのかを伝える必要があるでしょう?だから絶対に書くべきでは?という声が聞こえてきそうですね。

 実は「あらすじ」を書かなくては!と意識しなくても印象に残った場面等々を書くことによって自動的にある程度の話の内容が原稿用紙に表現されます。それゆえわざわざ「あらすじ」を書こうとしなくても大丈夫、読み手に伝わります。

 むしろ逆に「いかにあらすじを短くするか」に意識を向けた方がいいでしょう。とにかくあらすじ8割という読書感想文(もはや読書感想文とは言えない)文章が多すぎです。

 ではどうやったらすっきりしたあらすじになるか?いわゆる5W1H(いつ だれが どこで なにを なぜ どのように・・・どうした)に当てはめると立派なあらすじになります。

 例えば誰もが知っている「桃太郎」。5W1Hに当てはめてみると「昔 桃太郎が 鬼が島で 鬼を 動物たちと 退治した」となります。実はこれでOKなのです。ついついおばあさんが川で洗濯をしていると・・・と本筋とは関係ないことを書いてしまいがちですが、それは不要です。

 とにもかくも「あらすじ」は短く!を意識することが上手な読書感想文を書くためのコツです。ぜひ参考まで。

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