小論文

奇想天外

 GWで学校が休みだと食事作りが大変!という保護者の声が聞こえてきそうですね。以下は私の知人の話です。知人が中学2年生だったころ。

(知人の母)「お昼ご飯 うどんとそばどっちがいい?」

(知人)「どっちでもいい」

(知人母)「どっちでもいいじゃ困る !どっちがはっきりして。」

(知人)「 本当にどっちでもいい!」

 

結果・・・皆さん どんな昼ご飯だったと思いますか?

 

何と!!出てきたのは、うどんとそばが両方ともだそうです。上にはちゃんと天ぷらがのっており、ミックスうどん、蕎麦はとっても美味しかったそうですが・・・。

 私はこの話を聞いて大爆笑!!でもそのメニューは食べたくないです・・・。そもそもうどんも蕎麦ミックスされたいとは思っていないはず!もしも麺に心があるならば(苦笑)。

 さて、これ 文章ではありえません!例えば A か B かどちらか 答えなさい、と聞かれいるにもかかわらず「両方です」あるいは「どちらも違います」という答えをした瞬間に0点です。

 実際にいたのです。A かBのどちらかを答えなさいに対してC だと答えた生徒が・・・。某塾の先生は自分の教え子である彼女の発想を素晴らしいと言いましたが。

 確かに発想としては素晴らしいのですが採点する際にはもうCと書いた瞬間に0点です。文章においては奇想天外のオリジナルを聴きたいわけではないことをしっかりと意識するべきです。このことをしっかりと念頭に入れておきましょう。

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