雑感

またか・・・

 「またか・・・」と思わずため息が出ました。

国語専門で塾を開いているN先生は某教材を使って授業を行う!ときちんとHPに明記されています。にもかかわらず体験希望の生徒さんが某教材は使いたくないとのことで、どう対応したらいいかという相談がありました。

 そもそもが、体験希望される側が「某教材を使いたくない」と主張することがおかしいんですよね。だってHPにはきちんと「某教材を使う」と書いてあるわけですから。保護者としては合格実績や理念等からN先生の塾には入れたい、でも某教材は使いたくないのでしょう。

 ちなみにこの「某教材」・・・かなり賛否両論があります。なぜならこの教材「基礎」ばかりだからです。一応レベルが随時、上がっていくのですが、それでも入試に対応できるか?というとはなはだ疑問を抱かせるような内容になっています。

 私自身は正直に言うとこの教材は使いづらいです。ただし基礎は大切だという意見にはむろん異論はありません。っと、ここでいきなり話がそれますが、私が通っているボクシングジム。私のような初心者はもちろんベテランの選手も必ず毎回、基礎トレーニングはします。

 基礎トレーニング+実践、この実践はそれぞれ内容やレベルは大きく違います。実はこれと全く同じだと思うのです。国語も基礎は大切です!が、が、が、基礎から順番に・・・とやっていくと「応用は?」と保護者や本人が不安になるのは当然なので、両方やればいいと思うのです。

 とはいえ、1回の授業時間が1時間と決まっている場合、基礎と応用のバランスをどうとるか?というのがかなり難しく、同業の仲間の先生方を見ているとまずは基礎をしっかりかためるとおのずと応用ができるようになるというスタンスの方が多いです。

 私は・・・「楽しくなくては身につかない」という想いもあるので某テキストだけ!ではなく、究極は某テキストをサブとして宿題や自主勉強として使用し、授業では模試等の記述っでの疑問解消や応用、さらにはその応用をする際に基礎のテキストを引っ張り出して説明するのがいいのかなと思います。

 来週、N先生と直接話すので一個人の意見として提案だけはしてみようと思います。ハーッ。テキストを固定すると塾側としては楽ですが生徒にとってはどうなの?と思うからこそ私は教材は固定していません!!受講生にとってのベスト!がモットーです。

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