ホッ!!とりあえず今日で出張の読書感想文講座がすべて終わりました。それにしても・・・今年も子供たちの頑張りには頭が下がります。そしてそして!!ここからが一番言いたいことです。
「今年の課題図書もきつかった!!」
正直言ってこれに尽きます。子供本人が課題図書を手に取って・・・、あるいは読んだ後に「これを書きたい」と言ったならば話は別ですが、課題図書だからという理由で保護者が買い与えたというパターン。とにかく子供たちは「書けない!!」ので本当に大変でした。
それもそのはず。とにかく書きづらい本なのです。テーマが深すぎたり、曖昧だったり・・・。結局、どれでも「〇〇はすごいと思った」や「〇〇は良くないと思った」といった薄い内容かあらすじだけで終始してしまいがち。
結局どうやって指導したか・・・。集団の講座のため一人にずーっとつきっきりで質問する時間もないので、各課題書の「質問メモ」を作りそれに基づき考えてもらいました。ハイ、ある意味、誘導尋問的です。それでも書けない子が続出。
できるなら、面白いと感じた素直な気持ちや本の内容を書いて欲しい・・・。どこにどう感じるかは個々人によるので、課題図書の内容自体をとやかく言うつもりはありません。ただ、子どもたちが、読んで良かったと思える本に巡り合うことを願うばかりです。