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覚悟を決めて当たり前のことを!

 「英語の偏差値が40台の高校3年生にあらゆる大学の過去問が載っている問題集を渡しました。そして彼にそれを夏休みにとにかく3周するように伝えたんです。すると・・・彼は根性があったんでしょうね。見事に3回繰り返し、秋からはどんな英語も解ける!と言っていました。偏差値❓ハイ、むろん60以上になりました。」

 これは元代々木ゼミナールで生徒指導をしていた方のセリフです。私は話を聞きながら瞬時で「あ、偏差値は20以上アップしたな」とすぐに分かりました。なぜか?基本的に過去問を「きっちりと」3週すれば必ず力が付くからです。

 ただ、普通の人はそこまでの根性がない、つまりやらないのです。とにかく言い訳をするのです。確かに大学受験となると1年分を解くだけでも2,3時間かかることがザラで時間的制約が大きいです。ですから3周とは言わないまでも間違えた問題を日を開けて解き直す…ことぐらいはやるべきです。

 また、何周も繰り返していると無意識のうちに答えを覚えてしまい、自分で解ける気になってしまっているから無駄・・・という声も聞きます。でもそれは「繰り返さない」ための理由にはなりません。

 たとえ答えを覚えていたとしても、なぜその答えになるかのプロセスを再現できるかが大切で、そこを自分なりにチェックすればいいのです。特に公立高校の上位校を目指すタイプならば絶対に同じ問題集を3回すべきだと言いたいです。大学受験に比べるとめちゃくちゃ楽です!!

 私自身、中学生の頃は1冊の問題集を日をあけて3回解きました。残念ながら2周目でも意外と「あれ??何だっけ❔この文章自体は覚えているけれどどうやって解いたかな?」となることが日常茶飯事でした。

 2回目解けなかった問題等はしっかりとノートに書きだして復習してから3回目に臨みました。苦手分野等を強化すべくして複数の問題集を使うのはいいことですが、どれもこれも中途半端になるのが最悪です。そうなるよりもまずは1冊決めてそれをしっかりとやり切りましょう!

 いわゆる当たり前のことを当たり前のようにやると必ず結果が伴います!経験者は語る!

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