文章で形容詞を用いるときは「理由」を書くこと!と昨日紹介しました。逆に国語の記述で「○○はなぜ泣いたのですか」といった問の場合①どんなことに対して(理由)②どんな気持ち、という2点を答えなくてはならないのです。
大半の人は「なぜ」と聞かれているから・・・と「理由」だけを答えてしまいがちですが、「気持ち」←形容詞を答える必要があります。
例えば
(例)あやこちゃんはなぜ泣いたのですか?
(正答)忘れ物をしたのが自分一人だけだったので悲しくなったから。
(惜しい、あるある解答)忘れ物をしたから。
確かにあやこちゃん(主人公)が泣いたきっかけ(理由)は忘れ物でしょう。しかし、忘れ物をしたからと言って全ての人間が泣くわけではありません。全く気にしないタイプもいるでしょう。たまたま、あやこちゃんは泣いてしまったにすぎないのです。
ですから、必ず「理由」の後に「感情、気持ち」を入れる必要があります。文章を書くとき、国語の小説において「どんな気持ち?」「なぜ~してしまった?」という問いには「理由」+「感情、気持ち」という2点セットをしっかりと意識しましょう。