国語勉強法

過去問2周目ですが・・・。

 受験生に過去問をの2回目を出題しています。読んだことがある内容をもう一度解くわけですが・・・。ハイ、やはりというべきかまだまだ正答率は低いです。「読んだことがある、知っている内容」だから解けるかというとそうではないのです。

 何を問われているか?をしっかりと見極めないことには解けないのです。さらに言うならば「国語」は読書とは違います。読書のように自由に解釈していい訳ではないのです。

 例えば「いとおしそうに」という言葉に線が引いてあり、その時に登場人物の気持ちを説明させる問題があったとします。その際に、まずこの「いとおしい」が「愛おしい(いとおしい)」、つまり「大切である、可愛がりたい」という意味なので形式的に○、△、✕で表すならば○なのです。

 たまたま、「いとおしい」の言葉が使われている場面が木でお墓を作るという場面だったため、生徒は「お墓」≒暗いイメージと解釈してしまい「哀れ」「かわいそう」と書いてしまいました。

 答えは「大切にしたい気持ち」であって「かわいそう、哀れ」というネガティブな・・・記号でいうと△や✕ではありません。大切なのは

➀読書≠国語であって、自由な解釈は指定はいけない、あくまでも本文や使われている言葉からのイメージで解答する。

②読んだことがある、知っているから解ける訳ではない。だから何度も過去問を繰り返して「解き方」を学ぶことが大切。

 

 この2点をしっかりと意識しながら本番まで油断せずに力を付けていってほしいです。

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