国語勉強法

何度言ったらわかるの?

「何度言ったらわかるの!」の答えは532回です。

 

「何度言ったらわかるの!」って誰しもが相手(特に子ども)に対して思ったことはありますよね。思っただけではなく口に出しているかもしれませんね。さて、何度言ったらわかるかの答えは532回・・・スゴイ数を言わないと伝わらないようです。詳細はこちらから☟

https://media.kaizenplatform.com/n/n1af99b2aed1d

 私はこれをみて正直言って安心しました。そりゃ伝わっていないはずだ~と。多くの保護者の方からの「子供に何回も本文に線をひいたりチェックするように言ってもまったく聞かないんです。だから成績が全く上がらないんです!」という声を聞きます。

 思わず保護者の方に「そりゃあ、言うだけじゃだめですよ~」と言いたくなりますがグッとおさえています。ちなみに授業ではまず見本を見せた後、本人にどこに線をひけばいいかを考える時間を持たせるなどの工夫をしています。するとその瞬間は出来るようになるし、いとも簡単に正しい答えにいきつくのです。

 しかし、国語の授業は基本的に週に1回なのでそれ以外の日に国語を解こうとしてもついつい今までのやり方、つまり全く書き込みをせずに解く…ことをしてしまうのです。ですから今後は子供さんが全く本文に印をつけずに解こうとしていたら、過去の授業資料などを参考にしながら保護者の方がどこに線をひくかなどを一緒にやってみる・・・と定着しやすいかなと思います。

 子供の自主性に任せる・・・という状態で「何回言ったら分かるの?」は酷というもの。とにもかくも言うだけでは恐ろしく伝わらないということを肝に銘じてほしいです。

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