国語勉強法 記述のコツ

主語を変えないで!

 日本語の「て に を は」(助詞)の使い方ってほんと難しいですよね。難しいからこそ「て に を は」に関しては気を付けようと意識をすることが大切です。少なくとも意識をすることによってじっくりと考える習慣がつき、むやみやたらに助詞をいじったりはしなくなるからです。

 このような文章がありました。

「ネズミを好む猫が~」

この文を短く要約する際に、某生徒は「ネズミが好む猫が~」と書いたのです。良ーく見て下さい。意味が変ったことに気づきますか?この文だと「ネズミが猫を好き」という意味になってしまいますね。

 しかも「ネズミが」「猫が」と主語が2つになるのです。複文?と捉えるとしても続きを読んだら・・・支離滅裂。そもそもが「ネズミを」という目的語を主語に変えるならば他の箇所(述語などなど)もすべていじる必要があります。

 基本は主語目的を述語をチェックし、基本的にはそれを変えないこと。あとは「て に を は」を大切に扱うこと、この2点を気をつけましょう。

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