国語勉強法

マイルールを作ろう

 国語の読解問題に対してのテクニック(?)の1つとして「重要なところには線を引きながら読む」というのがあります。そもそもどこに線をひけばいいかの参考となるのが接続語だったりキーワードだったり・・・。

 とはいえ、単に線をひく・・・だけだと見た目ごちゃごちゃになってしまいます。また、学年が上がって問題文の難易度が上がるにつれて何行にもわたって線をひく必要も出てきます。

 そういう場合はどうすればいいか?棒線や印を使い分けるのです。これに関しては決まった決まりはないので自分でいわゆる「マイルール」なるものを決めるのが大切です。どんなふうにチェックしようかなあと楽しみながら決めていくと良いと思います。この「楽しみながら」ポイントです。

 例えば逆説の接続語には△、作者の強い主張には二重線、心の中の言葉は(   )でくくるなどなど。さらには私は文末が「~と思う」「~と考える」といった作者の主張・考えがダイレクトに書かれている部分はそっくそのまま□で囲っています。

 そもそもいくら言っても傍線を引かないタイプが多い中、さらに種類わけ・・・なんて大変と思うかもしれませんが、意外とやってみると楽しい&すぐに点数に結び付くのでお勧めです。なぜすぐに点数に結び付くか?問題を解くための準備がしっかりできているからです。その準備こそが傍線等のチェックです。

 とはいえ、まずは「棒線などのチェックを入れる」ことを習慣化することが先決です。どうしても何かを習慣化するには最低でも21日かかると言われています。というわけで私は生徒たちに毎回毎回、懲りずに「印付けようね~~」と声かけすると同時に実際に見本を見せています。

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