いよいよ中学入試及び来週からは高校入試が始まります。当然のごとく、受験生達は過去問を演習に毎日、必死で取り組んでいます。大分仕上がってきているため全くトンチンカンな解答をするっていうのはほとんどなくなりました。
しかしめちゃくちゃもったいないのが4択5択の選択問題において2,3つは消せて最後の最後に最後の2択で間違えてしまうというケースがとっても多いことです。では最後2つ残った時にどちらが正しいか?どうやって正しい方が選ぶか?
これ実は簡単な方法があります。棒線で引かれている部分について聞かれているならばとりあえず棒線そのものに戻るのです。つまり棒線部をもう一度しっかり読んで分析するのです。特に物語文はこれがかなり有効です。
例えば棒線に「ちょっとだけ悔しかった」とあったとします。この「ちょっとだけ」がポイントです。生徒が迷った選択肢・・・前半はほとんど同じで最後の部分において、「~されると思った。」「~かもしれないと思った。」となっていました。
先ほどの「ちょっと」に着目すると、あまり強い感情ではなく「かもしれない」という少し緩めの方を選ぶと正解になります。このように最終的に迷った場合は証拠を探すために元々に与えられていた棒線部分に戻る。これが鉄則です。ぜひ実行してみてください。