国語勉強法

そこまで出来てるのに、もったいない!

 国語では指示語について問われることが多いですよね。「それ」という部分に傍線が引いてあり、「それ」は何をさしますかといった具合にです。そうすると生徒たちは「前を探せばいいんでしょう?直前になければ後ろを探せばいいんでしょっ」と口々に言います。

 ハイ、解き方についてはしっかりと学んで、覚えてます。でも、本当に理解しているか?というと甚だ疑問です。とりあえず指示語の前からそれらしいことを探して答えてはいます。 

 しかし、残念ながら不正解の場合もチラホラ。なぜか?確認をしていないからです。自分が選んだ言葉を指示語の代わりに入れてみるのです。そして文章がきちんと通じれば正解だと、きちんと確認する必要があります。

 先日「それをする」いう文がありました。「それ」のさす内容は直前の前の文にある「雪下ろし」が正解でした。つまり「それ」の代わりに「雪下ろし」を入れてみると「雪下ろしをする」とうまく繋がりますよね。

 しかし、ある生徒は前の文にスコップっていう言葉があった、「それ」は名詞だからということで、「スコップ」と入れちゃいました。するとどうなるか?「スコップをする」・・・おかしいですよね。

 こんなふうに指示ほのさす場所のみならず見つけた言葉をきちんと指示語の代わりに入れてみて意味が通じるかどうかそこまで きちんと確認しましょう。中途半端な状態で点数を落とすのはもったいないですから。

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