国語勉強法

伝え方だけでなく、読み方も学べる!

 「伝え方が9割」の著者で、コピーライターの佐々木圭一さんは「伝え方は学べるし、鍛えられる」といっています。佐々木氏はコピーライターを目指し、一日に考えついた300~400のコピーを考えるも、全く採用されなかったそうです。

 そして苦労の末、伝え方には技術があると気づいたそうそうです。また数年前に大ヒットしドラマ化にもなった「下剋上受験」の著者は中卒、アマゾンの読者レビューなどを見ると「本当に自分で書いたのか」「中卒なのに文章がうますぎる」などの声もあります。

 ご本人曰く「娘の受験した桜蔭学園の国語は、短い時間内に相当長い記述を書く問題が何題もあるんです。その勉強をしているうちに文章を書くことが苦にならなくなったような気がします。」と。

 つまりは訓練すれば文章力は身に付くのです。とはいえ訓練する時間やチャンスがないという場合が大半でしょう。でも大丈夫です!実は超簡単にできる練習法があるのでしょうかいします。

 実は名文というものは見事に「型」(結論☞理由☞結論)(結論☞具体例☞反論☞反論の反論☞結論など)に当てはまっているので、それらを意識しながら読むのです。

 一番身近なものは新聞や教科書や問題集。意見文の書き方を指導する際に私は手元にある問題集の文章や教科書を見せて「確かに・・・しかし」と複数の著者が使っていることを実際に示しています。

 逆に文章の型を学んだら、それらが実際に教科書や問題集、新聞のコラム等にどんなふうに活かされているかを意識するのです。そうすることによって文章上達のみならず読解力も付きます。ぜひお試しを。

-国語勉強法

© 2024 作文110番