現在、公立高校入試を控えている受験生の指導しています。その際にいつも思うのですが「なんで学校ではこんなにも古文分をないがしろにするのだろう?」ということ。これは今も昔も全く変わっていません。
つまり、学校できちんと学ばないからこそ、自力で一生懸命頑張っているにもかかわらずなかなか成績が上がらないという葛藤を抱えてしまう生徒。自分が受験する地域の傾向や対策について聞かれましたが、残念ながら特別な傾向は見受けられないことを伝えました。
逆に言うと基本的なことをしっかり押さえておくと本文把握が可能、その結果どんな問題でも解けるようになります。現代文よりもよっぽど簡単です。じゃあどんな問題でも解けるのよどうするか?
それに関しては高校の古典レベル未満、中学校の古典レベル以上この知識をが必要になるのです。例えば「ず、ざる」は「~ない」、「む(ん)」は「~だろう、~しよう」と訳すといった知識で中学校では習わない、けれども高校ではもっと詳しく学ぶみたいな。
中学校と高校の中間の知識これを知っておくとどんな問題でも結構、対応できるかなと思います。それならば先取りして高校レベルの参考書を買って勉強すればいいのではという声が聞こえてきそうです。
しかし高校レベルの古文をあまりにも膨大で覚えることが多すぎて・・・。むろん古文大好き!というタイプにはそれでもいいでしょうが、時間的制約等々を考慮すると・・・そこまでする必要はないでしょう、というよりも出来ないと思います。
手前味噌ですが、中学レベル以上、高校レベル未満の古典教材(動画 1本1100円、4~5分)をリリースしています。ご興味のある方はぜひ。