国語勉強法 記述のコツ

述語をいくつ入れる?

「雨が降ったりやんだりしています。」

 この文の述語は「降ったり」「やんだり」です。記述をする際には二つとも書かないと意味が変わってしまいますよね。複文(主語、述語が2つ以上ある場合)の場合、メインとなる述語を優先するというルールがあります。

 しかーし、今回の文は「~したり・・・」という並列なので「~」と「・・・」の両方が同じぐらい大切なのです。つまり何が言いたいか?無条件に一番最後に出てくる述語だけを優先してほかのは排除というのはかなり危険だということです。

 記述でまとめるべき部分において「いくつの述語があり、そのうちいくつ優先すべきか?」を常に意識することが大切です。数多くの生徒たち、まとめるべき部分を本文中からみつけることはできています。

 が、が、が、述語を省く過ぎる…というケースがとっても多いです。それゆえの部分点。どの述語を入れてどの述語を省くか?等々についてはなかなか自分では判断できませんが、が、が、まずは「入れるべき述語は1つとは限らない」!これを意識しましょう。

 どうしても記述で丸をもらえないという場合、プロに見てもらってアドヴァイスをもらうのが一番の近道です。来年度の国語指導、若干の余裕があります。ぜひぜひお問い合わせお待ちしております。

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