雑感

1点の重み

 全国的に中学入試が始まりましたね。本人はもとより親御さんもドキドキするのは当然ですよね。平常心で入られないのはそれだけ今まで頑張ってきた証拠だし・・・。

 で、で、で、正直言って私としてもどう声をかけていいか迷うときが多々あります。「頑張って」という言葉は時としてプレッシャーになるかもしれないし、と。で、結局どうするか?最後の授業においてはいつも通りです(苦笑)。

 そして個々人に対しての注意事項を伝えています。指導する側としては注意事項を伝えることによって1点でも2点でもとにかく失点を減らしてほしいので!嬉しいことに私の言ったことを忠実に守ってくれたという連絡が!以下原文です。

「ちなみに、先生に誤字に気をつけて!と何度も言って頂いたので、最後の30秒で見直ししたところ、一つ発見して速攻で直したそうです!」

 よかった~~~!!!入試は1点が合否を左右しますから!この生徒、むろん合格してほしいですし、無事に合格した暁には「あの見直しのおかげで合格したかも?」となるわけです。

 私の友人・・・かれこれもう〇十年も前になりますが大学入試、本命を1点で落ちました。それから1年頑張ったのですが結局どこの大学にも合格できず専門学校へ進学。

 今は幸せに暮らしていますし高校卒業と同時に本命の大学に受かっていたからと言って人生が幸せだったかどうかは誰にもわかりません。しかし、1点で人生が大きく変わったのは事実なのです。

 だから今回、口うるさく何度も何度も伝えたことによって1点の失点をなくせたことはよかったと感じます。合否に関係なく今後も1点を大切にしてほしいし、そういう姿勢を持ってくれたことが嬉しかったです。結果は・・・神のみぞ知る?今日から神頼みします。

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