勉強、病気・・・などなどにおいて指導者や医療従事者や関係者は本人に伴走することは出来ます。しかし、最終的に行動を起こす・・・もっとわかりやすく言うならば「覚悟を決める」のは本人なのです。それは本人しかできないのです。
受験前に不安で不安で仕方がない・・・という連絡を受けることがしばしばあります。そういう時はとことんまで、その不安に付き合います。しかし、どれだけ不安があろうが何だろうが、私が代わりに試験を受けることは出来ないのです。どれだけドキドキして逃げ出したくなったとしても試験会場に行って試験を受けるのは本人なのです。
もう一度言います。周囲は「伴走」は出来ますが最終的に「覚悟を決めて行動」するのは本人なのです。最後の最後は誰も手を貸せないということに関してもどかしさを感じることもあります。しかし、それを乗り越えたら・・・大きく大きく成長するのです。むろん、乗り越えられないというパターンもあるでしょう。
その時は別の方法を考えることに対して私は「伴走」します!正直言って目の前の人間の不安を取り除くための確固たる方法なんてありません。いつも試行錯誤です。しかし、私が何気に1年前から学び始めたキックボクシングが役立ちました。
正攻法では無理・・・と思った私は、不安がる保護者に対して「大丈夫です。もしも万が一お子さんが不合格・・・となったら、その学校に殴り込みに行ってあげます。そのために私はキックボクシングを学んでいます。」と伝えました。すると・・・大爆笑され、リラックスしていただけました。ホッ。
あらゆる不安を取り除くことは出来ませんが、それを乗り越えたら成長する!それを合言葉として自分自身に向き合ったり、人様への伴走を続けたいと思う今日この頃です。