国語勉強法 雑感

意外なところに原因が

 中学受験を目指す小学5年生の男の子の体験授業をしました 彼は4科目(国語、算数、理科、社会)の中で2番目に国語が得意だそうです。実際に偏差値は60近くあります。

 実際に難しい模試でも選択問題 ほぼパーフェクト、記述に関しても白紙ではなく毎回 きちんと書いています。しかしどうしても丸をもらえず△になるそうです。

 一体どこに問題があるのかと思いながらも体験授業をしました。そこで意外なことが判明!実は国語の基本である3つの骨組み(言い換え、対比、理由)、文の3つの骨組み(主語、目的語、述語)を全くと言っていいほど知らなかったのです。

 これは別に本人の責任ではなく・・・、全く習ってないそうなので仕方がないです。つまり、彼は地頭がいいので初見の問題でも内容についての理解はできるのです。しかし先に書いた大切な骨組みを知らないがために記述では「抜け」が生じるのです。

 日頃は全国チェーンの大手塾に通っているのですが、地域やクラスによって指導者に力量には大きな差があるなと実感しました。さらには成績がいいこの場合は、実は基礎ができていないことは見落とされがちです。

 指導者を探す場合に、わが子のどこに課題があるか?をしっかりと見分けられるかどうか?に基準を置くことって大切です。何事もどこに原因があるのか?を追求するからこそ対策がとれます。意外なところに原因ってあるものですね。

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