国語勉強法 指導法 雑感

想像力を養うためには?

  「模擬試験で、全く興味がないことにてついての作文が出されると全く一文字も書けません。。対策について塾の先生に聞くと『作り話を書くしかない』と言われました。でも、この作り話自体を作れないのです。」

 これは某保護者からの質問です。いや~~~、分かります!!子供さんの気持ちが。興味がないことについてはネタが頭に全くストックがない、作り話を作ろうにも全くどこからネタを調達してくるかも分からない…ですよね。

 ではどうすればいいか?過去問や過去の模擬試験の解き直しをしようとしても・・・時間だけがむなしく過ぎていくのがオチです。こういう場合は、模擬試験の解き直しなどをする際に保護者、塾の先生等が「質問」することによってネタを作りだす必要があります。

 とはいえ、それ自体がハードルが高い場合は・・・根本的な「想像力」を日常生活で鍛える習慣をつけるのが実は遠いようで、一番の近道になります。例えば、最近の話題だと・・・「コ○ナワクチンを打ちたい?それとも打ちたくない?」と子供に質問するのです。

 どちらの答えが返ってきたとしても「なぜ?そう思う?」と聞くのです。そこで子供が「なんとなく。。。」と言葉を濁して沈黙が続いてしまったら、ワクチン接種のメリット・デメリットを親が説明、あるいは一緒に調べてネット等で確認する。

 そのうえで考えを改めて聞く・・・という作業を地道に繰り返していくことによって「想像する」「自分で考える」という習慣が少しずつつくようになります。ぜひお試しを。

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