作文 指導法 記憶 暗記

何を書くかよりも何を書かないか。

 作文、小論文、意見文を書かなくてはならない時に真っ白の原稿用紙を目にするとウワッて思いますよね。ハイ、私も白紙の原稿用紙を見て顔面蒼白になったことは数知れず。

 そうなると「何を書こうか?あ、○○を書こう。そうだ!◇◇も・・・」とどんどん発想を膨らませるのがフツウでしょう。しかし、あえて私は言いたいです。「何を書くかよりも何を書かないか」と。

 「え?逆じゃない?」という声が聞こえてきそうですね。原稿用紙を埋めるべくして、これもあれもこれも・・・といろんなことを書きすぎると一貫性のない、まとまらない文章になると言いたいのです。

 あれもこれも・・・と入れすぎると本当に訳が分からない支離滅裂の論点が定まらない文章になってしまいます。それよりも1つのテーマを決めてそれに対する具体例を複数考えるようにしましょう。つまり具体例を複数入れるのはいいのです。ゴールをしっかりと決めた上で文章を書くことが大切なのです。

 これは文章に限らず私が指導する際にも気を付けています。基本的に授業で伝えるテーマは最大で3つと決めています。1度に伝える情報が4つ以上になると脳に残りづらいというデータもあるぐらいです。とにかくごった煮状態は避けるように意識しましょう。

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