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様々な授業形態

 ここ数年、駅前や駅近くのビル内で「完全マンツーマン指導」が流行りつつあります。これはビル内で家庭教師を行うといった形態です。それまでは「個別指導」≒「各々の生徒が勉強している机に一人の先生が個別に指導に回るといった授業形式。」が多かったです。

 

 完全な「マンツーマン」というと家庭教師が生徒の家に伺って指導するというイメージが強いでしょうし、むろんそういった形態は今でも根強い人気です。が、家庭教師の場合は条件が合わないと(利便性が良くない場所など)ピッタリの指導者が見つからないということが起こります。

 

 そう考えると

・駅近くの場合は、指導者・生徒共に通いやすい。☞結果として指導者と受講生のマッチングがうまくいきやすい。

・指導者にとって、移動時間のロスがないため連続で授業を持つことが出来る。

・マンツーマンだと受講生にとって安心感がある。

 

 

などなど多くのメリットがあります。「個別指導」だから安心・・・と思いきや、結局は複数の生徒に対して一人の先生が担当なので例えば1時間半の受講のうち指導者に質問したりできるのは賞味30分あるか、ないか?というパターンが多いのが現実です。

 

 自主的に学習をすることが出来、困った時だけ手助けが必要なタイプには「個別指導」は向きますが、あまりにも勉強が苦手だったり逆に高度なことをどんどんと吸収したい、そのための教わる時間を確保したいタイプには「個別指導」よりも「マンツーマン」の方がいいでしょう。

 

 

 去年の夏のことです。自宅近くの駅前にマンツーマン塾が開講するとのことで指導してみないか?と声を掛けていただき、「え?またマンツーマン塾が開講?」とびっくりしたのです。ちなみに今回は丁重にお断りしました。

 

 なぜ断ったか?!現在私はZOOM指導やオンライン講座(2020年2月中旬より募集開始)に力を入れているからです。つまり特定の地域に限らず本当に「やる気」のあるタイプを指導したいと思っています。ZOOMやオンラインはある意味「マンツーマン」の新しい授業形態といえるでしょう。今、自分にはどの形態の指導が合うかを見極めることが大切だと思います。

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