雑感

親子喧嘩のネタになるとは?!

 宿題は決して親子喧嘩のネタにするために出しているわけではありません!当たり前ですが(汗)。私は個人指導をメインで行っており、いわゆる大手塾のように全員に同じ宿題を大量に出す、そしてそれらを「やっているか、やっていないか」をチェックするだけで終わり・・・なんてことはしていません。

 むしろ逆です。生徒にとって宿題を出す方がいいならば出す、必要ないと思ったら出さない主義です。しかし、熱心な親御さんだと「先生!!宿題を出して下さい」とおっしゃるので仕方なく(?)宿題を出します。

 確かに宿題を出した方が勉強の習慣がつきそうですし、学んだことを忘れないためにも演習を行うという点ではいいことです。しかし、親が教えられない状態で子供に「宿題をしなさい」「白紙なんてダメ」と追い詰めるのはいかがなものかと。

 それって百害あって一利なしです。極端な話、宿題を自分なりに取り組んでみて分からなかったら白紙の状態で次の授業に臨んでもらっていいのです。その方がどの部分が分からなかったか?等を指導者が把握することができます。

 宿題をやろうとして分からない問題等があった正直にそのように伝えてもらえば授業でしっかりと生徒が理解できるまで一緒に分からない単元について学習します。先にも書きましたが、大手塾だと宿題を出すだけ出して後は放置…と言うことがありえますが個人指導ゆえそういう心配はご無用です。 

 宿題というのはあくまでも知識等を定着するための手段であって、宿題を完璧にこなすことが目的ではないのです。宿題をとりあえず完璧に仕上げたふりしてどんどん次の単元に進んでも無駄です。宿題は決して「親子喧嘩のネタ」ではありません。

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