国語勉強法 対比

文章全体も〇〇

 国語においては①対比②言い換え③因果関係、この3点は基本的な構成だということは、小学生の頃から塾や予備校で学ぶので、かなりの割合で皆さん知っています。社会的生活においては「比べる」ことはよくない場面もありますが(例えば兄弟間で比較するなど)、国語では対比は不可欠です。

 それゆえ・・・対比を表す表現や接続語を必死で覚えて、文と文の対比をしっかりと見極めるように練習するというパターンが多いです。そういったテキストや問題集が多く出回っていますし。

 それはとっても素晴らしいことです。が、が、が、それだけではまだまだ不十分!!!文と文のみならず、文章全体の中にも「対比」が用いられていることが多いということに気付いてほしいです。

 例えば、説明文では二者を対比させて論を進めている文章がほとんど。小説などでも「主人公」対「キーパーソン」、「前半」対「後半」で対比…となっています。文章全体を見て何と何が対比されているか?AとBが対比されている場合、作者はどちらの立場なのかを親子で確認して見て下さい。この作業、結構楽しいですよ。

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