アメリカのとあるビジネスパーソンの言葉で、
「史上最高の発明、それはデッドライン(締切)だ」
Greatest Invention Ever – The Deadline
というのがあります。本当にその通りだなあと思います。そもそも、ありとあらゆる点や面において世の中は不平等です。しかし、唯一すべての人に平等に与えられているのは1日24時間ということです。
その限られた時間をどんなふうに過ごすか?ボケーッとしてても1日はすぎます。きちんと計画を立てて、何時から何時までは必ずこれをやる!と決めるからこそあれもこれもとできるわけです。
つまり「締め切り」を意識するからこそ、締切に間に合わせるためにはどうすればいいか?と必死で考えるようになるのです。最初はなかなか計画通りにはいきませんが、とにもかくも「締め切り」を設定しどんなことがあっても時間が来たら中断すると決めるのです。
例えば国語を解く際に「この問題を5分で解いてね」と生徒に声をかけても全くといっていいほど意識せずに自分のペースを崩さない子がいます。要するに本当の試験ではないからという甘えがあるのです。
日頃から時間を意識せずしてどうして本番だけ時間を意識することができるでしょうか?絶対に無理です。実際に某生徒はどんどん成績が下がり続け、親はヒステリックになり新たに家庭教師を雇ったりしていますが本人が「時間を意識する」と決めないことには無駄です。
ちなみに保護者も時間にルーズです・・・。子供の成績を上げたいならばまずは親子で「締め切り」ルールを作り少しずつ少しずつ守っていくことが実は一番の近道かも。何と言っても締め切りは史上最高の発明ですから。