保護者の中には
「うちの子は短い文章や 簡単な文書は解けるのですが 長い文章など解けません。基礎はしっかりできているので応用ができるようにしてください。」
と言うとおっしゃる方がいらっしゃいます。 確かに短い文章は解けても長い文章 解けないという生徒さん多いです。ただし、短い文章が解けるからと言って基礎ができてるかっていうとそれは別問題です。
結論を言うと正しい解き方をしているかどうか?これが一番大切なのです。たとえ 短い文章であってもきちんとした正しい解き方(例えば しかるべきところに線を引く)をできているかどうかが大事なのです。
それができててるにもかかわらず長文が解けないのであれば、練習不足だったり他の原因が考えられますし、こちらとしてもアドヴァイスが出来ます。
しかし、いわゆる正しい解き方が全くできてない状態で基礎ができてるとは言えません。その辺をちょっと勘違いしてとにかく量をやればいいと思って、子どもに次から次へと問題を解かせても残念ながら 成績は伸びません 。
しかもいくら正しい解き方を伝えたところで、いざ自分で勉強する場合には頭でわかっていてもその通りには出来ないのが常です。私自身、あらゆる分野において人様から指導を受け、意識しているつもりでもうまくいかず自分の癖が出てしまいます。
じゃあ、どうすればいいか? とにかく基礎は固まるまでは指導者と一緒にきちんと じっくりやる、勝手に進めない!これに尽きるのかなあと思う今日この頃です。というわけで、今日もジムでボクシングを指導していただきまーす。