「先生、、、すごく点数が悪いんですが・・・怒らないでくださいね。」
授業が始まるやいなや恐る恐る生徒がつぶやくではありませんか。思わず私は
「怒るわけないでしょう!?私は点数の良しあしはあまり関係ないよ、それよりもどんなふうに間違えたか?を見るよ。だから仮に点数が良くてもとんでもないミスしたらキツく言うよ。」
と答えました。少し安心して模試を見せてくれた生徒。パッと見て思わず私は褒めました!なぜなら記述をすべて書いており、しかもほとんどが丸!!もう感動しました。
配点が高い記述がよくできているのに・・・では一体どこで間違えた?と見たところ、漢字の写し間違い、問をしっかり読んでおらず、返り点だけをつけるべきところを送りがなまでつけていたり・・・。
本人に気づかせるように誘導したところ、さすがに生徒自身も自分の注意力不足にショックを受けていました。むろん私は怒りませんが、少々厭味ったらしく「こういうミスはないよね~。」とチクチク(苦笑)。
今ままでも今後も点数の良しあしで判断して生徒に対してキツく責めることは絶対にありえません。しかし、いわゆるケアレスミスについてはかなーりしつこく注意します。
ケアレスミスはしっかりと自分で意識しないことには減りません。点数をとろう!というよりもいかに失点をなくすかを意識しましょう!