文章の型

分かりやすい3ステップ

今日は本年度2回目の大人向けの文章講座でした。某公共機関からの依頼で、今年で2年目!1年に2回あるので、厳密に言うと今日で4回目の講座です。毎回、きてくださる受講生も何人かいらっしゃって有難いことです。

とはいえ、それゆえに毎回、資料を加筆修正して講義内容も工夫しています。おおまかな講義内容は決めていくのですが、会場で受講生のリクエストや悩みを伺ってから急遽、内容を決めることもあります。たまたま今回は「議事録」「報告書」の書き方を知りたいという方が多かったです。

議事録や報告書では、まず「結論から書く」という鉄則は皆さん知っています。とはいえ、その後に具体的にどのように書けばいいかを迷っているのです。大まかに言うと次の流れです。

【議事録】

・話し合ったこと(議題)
・その答え(決定事項)
・やるべきこと(ToDo)

【報告書】

・結果、事実
・それに対して行ったこと
・今後の課題

このようにおおまかに3ステップで書くことを意識すると伝わりやすいです。項目を4つ以上になると・・・読み手の負担になりやすく意外と伝わらないと言われています。

これは内容を3つに分ける(項目を3つにする)という意味で、決して決定事項が沢山あるのにそれを無理やり省いて3つにするということではありません。さらに重要なことは客観的表現を心がけることです。

なぜなら議事録や報告書は個人の感想をシェアするものではなく、以下の2点が目的だからです。

➀備忘録として共有する。

②会議にに参加していない人や関係部署に、内容を伝達する。

 

是非参考まで。

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