「度を越して何にでもクレームばかりつける親御さんを持つ生徒の成績は、伸びがよくないことがほとんどでした。このような親御さんは、おそらく塾に対してだけではなく、世の中のすべてに対して文句だらけなのでしょう。クレームをつけることも癖になっているのです。」
（モンスターペアレンツの影響は子に向かう親の不安定さは､子どもの成績にも現れる 東洋経済オンラインより抜粋。）https://toyokeizai.net/articles/-/102287?page=3
おもわずこの記事を見つけた際に、苦笑いしました。まさにそうなのです。特に子どもが感受性が豊かだったり年齢が低いとなおさら親の不安定さが成績に反映されます。
子供の成績が振るわないとますます親が不安定になり、さらにどんどん子供の成績が下がり・・・と負のスパイラルに陥るのです。その段階でしかるべき対処をすれば事態は改善するのでしょうが、とにもかくも親はヒステリックになっているので冷静になる余地がゼロ・・・。
結局、指導する側としては家庭側のヒステリックが最高潮に達した段階で「やめますっ！」と言ってくれるのを待つばかり・・・という何とも言えない雰囲気になります。
では、どうすればいいのか？残念ながらどうすることも出来ません（苦笑）。何かがきっかけで親自身が「気づく」「自分を癒す、見つめるチャンス」に巡りあえることしか方法はないかなあと思う今日この頃です。
何が言いたいか？子供のことに対してああだこうだとキーッとなった時に、まずは親自身が癒される方法を考える、試してみるのも「あり」だということです。他人を変えることは出来ません、だったら自分が先に楽になった方が楽しいです！
ちなみに…ヒステリックになっているモンスターペアレントにとっては子供の勉強を教える側の人間の言うことは「勉強のノウハウ」以外は雑音以外の何物でもなさそうなので私たちはヒステリックになっているクレーマーには何も言えません、言いませんが（汗）。