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慣用句等のススメ

 文章を書く際に、おススメなのが慣用句や四字熟語です。むろん会話でも慣用句や四字熟語を使うのはいいと思いますが、会話の場合は聞き手が知らない言い回しを使ってしまうと意味がありません。

 しかし、文章ならば慣用句等の意味も一緒に記載しておけば伝わりますし、語り継がれて来た客観的思想?をいれることで説得力が増すのです。また、簡潔に言いたいことを伝えられる、インパクトを与えることができるという利点があります。

 特にこの「客観的思想」が重要です!!例えば次の文。

「今は困難かもしれませんが、前向きな姿勢を持ち、新たな道を切り拓く勇気を持ってください。逆境から学ぶことも多いです。失敗から得た教訓や経験は、将来の成功への道を照らすことがあります。」

 こんなことを言われたって、「そんなことわかってるよ。他人事だからそう言えるんだよね」とか「口で言うのは簡単だけど、それが出来ないから困ってるんだよ」と私だったらいじけてしまいそうです。

 では上記の文を次のように変えてみるとどうでしょうか?

「今は困難かもしれませんが、人生は「塞翁が馬」と言います。逆境から学ぶことも多いです。失敗から得た教訓や経験は、将来の成功への道を照らすことがあります。過去の出来事は、あなたの成長と強さの源となります。」    

※「塞翁が馬」・・・「人生の禍福 (不運と幸運)は転々として予測できない」、「不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりするため、幸運か不運か分からない」という意味。

 少しはクールダウンして読めそうです(苦笑)。なによりも文章がスッキリしますね!!ぜひぜひ慣用句や四字熟語をサラッと入れてみる…おススメです。

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