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間違い直しって必要?

 宿題が写メで提出された場合、速攻で○付けをして返却します。すると・・・ご家庭によっては是が非でも授業まで「間違い直し」を子供にさせています。提出が授業当日だったため、当然、返却も当日・・・授業までにあと1時間しかないという場合も・・・です。

 子供自身が「なんで間違えたんだろう?もう一度やってみる」という気持ちで取り組むならばいいのですが、そうではない場合は「間違い直しはしないでほしい」というのが私の本音です。

 ここで、じっくりと文字を見てほしいのですが「解きなおし」ではなく「間違い直し」です。なぜ間違えたか?正しい考え方は?等々をしっかりと教わって自分の中で腹落ちした状態で「解きなおし」するのが正しい勉強だと思います。

 ほかの科目はともかくとして、国語に関しては学年が低くなればなるほど「間違い直し」は単なるやっつけ仕事になっていることがほとんどです。記号問題で「ア」がバツだったらとりあえず「ウ」にしておこう!というレベルです。

 授業で、なぜその答えを選んだか?等々一つ一つチェックしますが、まぐれで当たった問題に関してはこちらの説明を聞いていない、聞く必要がないよね、合っているから・・・という雰囲気になっています。

 それゆえ、場合によっては再提出された資料をあえて返却しないこともあります。ふーっ。ちなみに「やっつけ」で間違い直しを毎回するタイプの子は全くと言っていいほど正しいやり方や考え方が身についていません。

 それが証拠に、日をあけて同じ問題を解きなおした場合、同じ間違いをしたり、下手すると別の解答を書いて間違い…となっています。残念なことに「正解」にはたどり着けないのです。そういうわけで勝手な「間違い直し」はする必要がないと言いたいです。

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