雑感

それって…放置・放棄では?!

 私はいつも思います。世の中のあらゆる出来事には答えがない場合がが多いなと。それゆえ答えがある勉強の方がよっぽど楽しいし楽だなと。例えば「過保護は良くない、過保護になることによって子供の生きる力を奪ってしまう」という意見が根強いです。

これには私は全く異論はありません。ただここで気をつけて欲しいのが「そうか過保護はダメなんだ」と言って子どもを放置するタイプの保護者が少なからずいるということです。そうなると自主性を育てるところが何もできない何もしないタイプの子供を作り上げてしまいます。

 これは教育産業にも当てはまります。自分で考えさせて力をつけます!というフレーズのもとに本当に何も指導しない、ただ、丸付けして終わり・・・こういうタイプの指導者や教室があるのが事実だということは皆さんも想像すればわかるでしょう。

 私は思うのです。道筋をさり気なく示してあげる、それこそが保護者及び周りの大人の役目なんじゃないかな、と。だからいつも指導する際に私は全く教えないのではなく、必要なことはきちんと教えます。

 しかし本人に考えさせるということも大切にしています。全く知識がない状態で考えろなんて言われてもアウトプットするためのネタがないのだから無理です。単なる時間の無駄です。それゆえ本当にケースバイケースで、この単元は自分で考えてもらおう、この単元は最初に説明といった感じてその辺のさじ加減をいつも意識しています!

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