「国語の勉強の仕方を知らないので、こちらの指導もお願いいたします。知識問題は暗記すれば取れると分かったようですが、そのための習慣化はまだまだです。何回繰り返しやったかなど聴いていただけますでしょうか。また、テストで気をつける点を説明文、物語文、時間配分に分けてリマインドお願いします。
文字情報でもください。（後略）」
上記の内容は某保護者からのラインです。この文章の前にも延々と文章が続いています（習っていない箇所は出来ないという愚痴内容）。読んでもらったら分かるように、ひたすら講師に対しての要求ばかりです。
ちなみにこの生徒は超難関の中学校を目指すと親子で張り切っています。私は正直言って開いた口がふさがりませんでした。トップ校を本気で目指すとは到底思えないと。
習っていないから出来ないだとか、なんでもかんでも人任せのようなタイプをトップ校が欲しがりますか？そういうタイプがまぐれで入学できたとしても入学後に授業についていけますか？と問いたいです。そもそも自主性というものがゼロなわけですから、トップ校どころか中学受験に向いていません。
まずはそこに気づいてほしいですが、この保護者は何か月も前からずっと「国語の特効薬となる方法を！！！」とひたすらひたすら言い続けています。講師側としては無理解な保護者に対しての特効薬が欲しい～と思ってしまいます。
まずは何事も現状をしっかりと把握し「気づく」ことが第一歩だと人のふり見て我がふりを直そうと自分に言い聞かせています。理想と現実の乖離をしっかりと見つめたうえで「じゃあ、自分はどうすべきか？」を問うという姿勢を持ち続けたいものですね。