雑感

褒めなくてどうする?

「本人もかなり喜んでおります✨
わたしの褒めがイマイチだったそうなので、帰宅したら再度褒めてあげようと思います…
来週からまた宜しくお願いいたします😊」

 上記のメッセージが受験生の保護者から来ました。思わず、ぜひぜひ、沢山褒めて下さるようお願いしました。むろん、私自身も「どこがどう良かったか。どの点が成長したか」を書いて送りました。ハイ、具体的に褒めました~~。

 この生徒は前回のテストと比べて国語が23点アップ。記述問題は書いている箇所はほとんど〇、少しだけ△・・・つまり✕は一つもなかったのです。点数はともかくとしてこの記述に関しては、褒めなくてどうする?!という快挙です。

 で、何が言いたいか?褒めるべき箇所がないのに「褒める子育てをしなくては」と、「すごいすごい、出来てるね」と連発したとしても信ぴょう性がないです。少なくとも子ども自身が白けてしまいます。

 逆に、本当に以前と比べて明らかに成長している部分等があればチャンスです!!すかさず「大げさに」褒めてあげてほしいのです。そうすることによって本人の自己肯定感があがり、やる気アップにつながります。

 むろん、やる気アップのために褒める訳では決してありません!!が、が、が、本当に一生懸命頑張っているということを「頑張っている姿をしっかり理解しているよ」という姿勢を周囲が示すことが大切だと言いたいのです。

 頑張る、努力することを継続するのは相当の覚悟と意志が必要です。その部分をしっかりと見てくれて、褒められると救われますよね・・・。あ、ちなみに私はいつも自分で自分を褒めています(笑)。

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