雑感

出来ることは…「信じて待つ」こと

昨日・・・ほぼ1年ぶりに❓オンライン授業を真面目に受けた生徒がいました!!ただただびっくりです。仮にS君としておきます。彼はある時期から、オンラインの授業中にずーっと別のユーチューブ等を見て遊びはじめたのです。

私はもちろん親もそのことを分かっており、いくら注意したり対策をしても無駄。親御さんは監視カメラをつけても勝手にカメラを切る、後でパソコンをチェックすることによっていつどんな番組を見たかがバレると分かっていてもサボるS君。

コーチングをしっかりと学び、もともとのお人柄も素晴らしい先生が面談をして色々と話してもS君の様子は改善されません。ただ幸いなことに?面談のお陰でS君はスケジュールがタイトなため、隙あらば息抜きしたいという気持ちがあることは分かりましたが・・・。

そんなこんなで「本人が気づくしかない」と割り切っていた私。突然に昨日は真面目に授業を受け始めたのです。何がきっかけなのか?はたまた今後もいい状態が続くのかどうかは分かりません。

ただ一つ言えることは「本人が気づいた」「本人に心境の変化があった」ということです。いくら周りがああだこうだとお膳立てしても…結局、やるのは本人です。そんなこんなで私の基本的姿勢は「待つ」ことです(汗)。

いやいや、それでは受験に間に合わない!という声も聞こえてきそうですね。ごもっともです。しかし、受験がゴールではありませんし仮に受験に間に合わず受験に失敗したとしてもそれを糧にして本人が何かを感じ、気づくことは決して無駄にならないかなと思う今日この頃です。

つまり、指導者としてやるべきことはむろんやりますが最後は「本人次第」というスタンスで生徒たちのことを究極は「信じて待つ」ことを意識しています。

ちなみにS君は態度が改まった例です。しかし、その逆も「あるある」で他の先生方とも「どうやれば彼らにとってのベストか」は永遠のテーマでいつも一緒に考えています。

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