雑感

国語講師、数学Ⅰを指導する!?

 「高校数学(数Ⅰ)を教えてほしい!!9日が締め切りの宿題が出来ず困ってるんです!答えを写したくても答えは配布されておらず…白紙なんです。」

こんな依頼が来ました。え???国語の間違いでは?と一瞬思いましたが、相手はよく知っている生徒。私の指導科目を間違える訳はありません。結局、彼が出来そうな問題をピックアップして指導し、宿題提出&新学期テストに備えました。

  先日は 英語、 今日は 数学・・・?!と思われた方も多いと思います。なぜ私に英語のみならず数学の依頼が来るのか?世の中には英語・数学を教えることができる先生は数えきれないほどいます。ちなみに私に数学を依頼してきた生徒の父親は超数学がお得意のはず・・・。

 にもかかわらずなぜ私に連絡するのか? 結論を言うと 英語や通学の専門家(得意な人)は自分だけがわかっているため噛み砕いて分かりやすく説明することが意外と下手なケースが多いのです。それゆえ高校1年生レベルのことならば分かるよね?教えてくれるよね ?という感じで私に依頼が来るのです。

 実際 高1レベルの数学だと日本語いかに理解して数字や式に当てはめるか、逆に式や公式をいかに噛み砕いて日本語に翻訳するかにかかっています。つまり公式や式の意味を理解できるとあとは自力でなんとか解けるようになります。

 つまりどの科目も根底には日本語、国語力が土台となるわけです。正直言って彼らが数学の公式を忘れたところで長ーい人生にはさほど問題は影響はありませんが、が、が、日本語を母国語として生活するならばしっかりとした日本語理解力・国語力が必要であることは言うまでもありません。

-雑感

© 2024 作文110番