新しい知識を身につけるためには、まず理解が大切。理解をしてから覚える・・・のが良いと言われますし私もその意見には賛成です。しかし、どうしても理解できない場合・・・というのも存在するのです。
そもそも「『しかし』『けれども』『でも』がなぜ逆説の接続語と定義されているの?」と言われても答えられません。逆説の内容のときに使う接続語は「しかし、けれども、でも・・・」がある、と覚えるしかないのです。
いくら私たちが日本語を母国語としているからといって、ただただ漠然と国語の問題を解けば成績が上がるかというとそうではないのです。やはりパターンというものをきちんと覚えなくては太刀打ちできません。
会話では無意識に使ってる接続語ですが、これがどんな意味があるか?どんなふうに使うのが正しいか?をしっかりと覚えた上で国語を解くと単なる文字や文章の羅列に過ぎなかったものが本当に色がついて見えるのです。
「え?国語に暗記?」と思うかもしれませんが、暗記してください。暗記する際にきちんと意味を納得することは大前提ですが。いくらそれを言っても暗記しないで、「そんなの分かってるよ」とか「考えればいいんだよね」と言ってスルーするタイプがいます。残念ながらそういうタイプは成績が伸びません。
考えることは必要です。しかし、考えるための知識等といった土台がないことには考えることは無理です。まずは基礎をしっかりと暗記しましょう。