・東洋水産の「赤いきつね」と「緑のたぬき」
・「美女と野獣」
・「こぶとりじいさん」「はなさかじいさん」「舌切りすずめ」
これらには共通点があります。皆さん分かりますか？「は？カップラーメン、ディズニーの映画、日本のおとぎ話・・・一見バラバラに見えるんだけど・・・共通点なんてないよ！」という声が聞こえてきそうですね（苦笑）。答えは・・・
「対比」です。赤と緑は色相環において補色（色相環上で反対の位置にある色の組み合わせのこと。）、美女と野獣・・・美しい者とそうではない者、おとぎ話は登場人物が「優しくて正直者」VS「欲張り」という組み合わせです。
対比するものをペアにして示すことでインパクトが強くなるのです。これは文章でも活用できます。「良い/悪い」や「成功/失敗」と対比させることで、伝わりやすい文章が書けるようになります。何かを伝えるときは一方的な事例だけではなく対比する事例を挙げるという方法、ぜひ試してみてくださいね。