国語勉強法 雑感

本は読まなくていいい?!

 生徒の保護者さまが中学受験を控えている子供のために、話題の新書を購入したという連絡をもらいました。とはいえ、親子ともに仕事・勉強で忙しくてまだ読んでいない&いつ読めるか?という状態だそうです。

 そういう場合は実は「読まなくてもいい」のです!!「え?何を言っているの?」という声が聞こえてきそうですね(汗)。小説のようにストーリーがある場合は別として、そうではない、いわゆる情報・評論・随筆などの本は目次を見て興味のある部分だけピックアップして読めばいいのです。

 それでも時間がない…という場合は適当なページをパッと開いて目飛び込んでくるキーワードをいくつか探す。そしてそれらのキーワードから内容を推測するだけでもOK。そして後日にキチンと読んでみて推測が合っていたかどうかを確認すればいいのです。

 例えばパッと開いたページに「言語」「コンピュータ」というキーワードがあったとします。これだけでは内容は分かりません。しかしとりあえず「言語」と「コンピュータ」が話題になっていることだけはパッと見た瞬間に分かったらそれでOK。

 少なくともそのページでは食べ物が話題になっているわけではないことは明らかですね(笑)。本≒読むべきもの、という気持ちが強いと時間が足りなくて焦ってしまいます。

 本は利用するものです。読むだけではなく、キーワード探しの教材、興味があるページだけを読んでそこから自分なりに別の具体例を考えてみるなどなど。ぜひお試しを。

 

 

 

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