指導法 雑感

「合ったやり方」のためには「合った指導」

 

 国語に限らず・・・あらゆる勉強において「伸びるタイプ」の特徴とは①(正しい)素直さ②正しい方法、と口酸っぱく言ったり書いたりしている私。むろん他にもいろいろと大切な要素はありますが、少なくとも先の2つの要素は欠かせません。

 とはいえ「頭では分かっているけれど、実行が伴わない」というのはどんな分野でも「あるある」ですね!まさに「言うは易し行うは難し」です。特に「素直」については本当に難しいです。

 口では「ハイ、分かりました」と言い、気持ちの上では「指導者の言う通りにしよう」と思っていてもいざとなると自分の癖が出てしまう・・・。そうなるといつまでたっても正しいやり方にはたどり着けないわけで。

 実は、今日も(☜この「も」に着目)とある保護者からエンドレスのラインが。結論を言うと子供がネガティブ思考で朝からずーっと親を疲れさせるとのこと。そういうネガティブ思考&頑固なので勉強にもそれが悪影響を及ぼす・・・と延々続きます。

 私は「お疲れ様」「あらら」といったスタンプを返すのですが、保護者からはエンドレスに文章が届きました。私は思わず「ネガティブ云々・・・ってお母さんもですよね?」と一瞬思いましたが、さすがには言えません。

 このような場合、どんなふうに指導するか?ズバリ!!!相手の個性・特性に合わせた指導がベストなのです。頑固ゆえにこちらの指示通りには絶対に動きません。そうなると時間が掛かるのを覚悟で、手取り足取り一緒に正しい方法で勉強していくことをひたすら繰り返します。 

 すると「解けた」「いい点を取れた」という出来事が立て続けに起こります。その時に「ほらね、このやり方でやると間違いなく効果が出るんだよ」と言って納得させます。頑固なタイプはいったん納得するとあとは意外とやりやすいです。ただ、習得するまでに時間が掛かるだけです。

 性格・特性ゆえになかなか「正しい」方法ではできない場合は、逆に言うと本人にとっての「正しい指導法」をするとうまくいく!と私は長年の指導を通して確信しています。自力でパパッとなんでもできる子もいればそうでない子もいます。そうなると保護者はイライラしてしまいバトルになりがちですが、意外と根本的な性質って保護者譲りだったりもするのです。

 それゆえに親子だけではどうしても難しいという場合は、子供に合ったやり方で指導してくれる指導者の存在が欠かせない!!自分は目の前の生徒それぞれに合う指導をしたい!と改めて実感した今日一日でした。

 

-指導法, 雑感

© 2021 森下藍理 国語・文章・読書感想文指導講師