私は・・・自分の失敗談などを笑い話にして語ることが多いです。深刻に語ると下手すると愚痴や泣き言になってしまい相手に対して不快を与えるかもしれないと思うからです。
むろん、泣き言が悪いわけではないのです。ただし相手を選ぼうと思っています。さて、そんな私の失敗談をに対して
「人が失敗した話や困惑している話が成功した話に比べて面白いのはなぜかしら?」、「誰もが、あるあると、共感するかしら。」と友人がポツリ!
「まさに我が意を得たり!」友人の言う通りだと感じます。さらに言うならば「成功例」は時として万人には当てはまらない「たまたま」「ラッキーな状況」「その人だからこそ」という事情が存在します。
それに対して失敗談・例には万人に共通する、学ぶべき真理を多く含むように感じるのです。だから「私は(僕は)たったの3か月、○○をしただけで難関大学に合格しました。」と言うのはあまり当てにならない。
それよりも「私は(僕は)△△してしまったため、不合格になりました。」の方が学ぶべき点が多いというのは多くの受験生が経験していることでしょう。※これらの「失敗談」とは命にかかわるような深刻なケースは除きます。
人間は失敗談ではなく成功例を自慢したがるものですし、それ自体は悪いことではありません。でも自慢話ばかりだと文章構成上においてもタブーです。
優れた文章には「対比」が欠かせません。だからたとえ1割でもいいので失敗談も挟んだ方が興味を持って聞いてもらえることでしょう。ただし・・・失敗談が愚痴にならないように要注意!