指導法 雑感

もったいない「思い込み」

 

 

 先日「思い込み」というタイトルで、いわゆる保護者の方々についての「思い込み」を書きました。https://morishitaairi.com/2021/06/16/r3-6-16/

 本当に無意識の「思い込み」とは良くも悪くも人を縛りますが、逆に言うと「良い思い込み」を日常生活はもちろんの事、勉強に生かせばいいのです!過去に次のようなケースがありました。

 (例)親子(子供は中学3年男子)ともに「国語が苦手、できない、文字を見るのみいや、原稿用紙を目の前にしても1文字も書けない」と思い込んでいたのです。

 確かに思い込みたくなるのも分かります。なぜなら、彼は作文を国語の時間内に書けないために何度も居残りさせられ、それでも書けず先生から注意を受けたことがしばしば。

 私から言わせると、書けない(つまり指導が必要)だから居残り…そこまでは分かります。でも、なぜ居残りさせたにもかかわらずきちんとした指導をしないのか?それは指導者の怠慢であって本人の責任ではない!と。

 結論を言います。彼は私がつきっきりで指導したわずか30分で200文字原稿用紙をスラスラ埋めることが出来るようになりました。国語についても、「正しい方法」を伝えたとたん・・・。1か月もしないうちに得点が大幅アップ!!

 半年ぐらいしてから本人に聞きました。「国語、苦手?」と。すると「いいえ、おかげで得意になりました。決して好きではありませんが。」という素晴らしい回答!!

 そうなんです。別に「好き」になる必要はありませんし、国語や文章のことを「嫌いだけど出来る、得意」でいいのです。彼の場合は「能力」が十分にありながら「国語は難しい、嫌い、苦手」という思い込みが点数を低くしていたのです。

 彼も含め、「なぜか(?)国語だけが点数が取れない。。。他の科目はトップクラス・・・。」というパターン、結構多いです。こういう場合はほぼ100パーセント「自分は国語が出来ない」という思い込みが原因です。

 では、あらゆる科目が出来ない場合は・・・?!すべてとは言いませんが「自分は頭が悪い、勉強ができない」という思い込みが原因の場合が実は少なからずあります。ネガティブな思い込み☞やる気が出ない☞ますます勉強をしない、苦手になる・・・こういったパターンも実は「あるある」です。

 こういった「よくない・もったいない思い込み」をいかにはずすか?が指導者の腕の見せ所!と私は毎日頑張っています!!

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© 2021 森下藍理 国語・文章・読書感想文指導講師