語彙力

比喩的表現を身に付けよう

 

 

 比喩的表現(たとえ)って便利です!しかも大切です。なぜなら短い表現・フレーズで物事の本質を表現できるからです。とはいえ、比喩表現って意外と難しいです。誰が聞いても分かりやすいフレーズを使う必要があるからです。

 ちなみに、よく使われる有名な比喩表現としては「生き字引」「オオカミ少年」などがあげられます。今、「有名な比喩表現」と書きましたが、残念ながら今の若い子たちはこの2つの比喩表現を理解できないかもしれません。となると・・・相手を選んで使わなくてはなりませんね(泣)

 ちなみに「生き字引」とは「生きている字引(辞書)」、つまり「いろいろなことをよく知っている人」です。「オオカミ少年」とはイソップ物語から来ており「ウソつき」のことを指します。

 さて、友人が次のような一言をつぶやきました。「本物の専門家って・・・人間翻訳機だよね。こちらが言いたいことを汲んで、分かりやすく説明してくれる・・・。」
と。

 まさにその通り!と思わず膝を打ちました。そうなんですよね・・・素人である自分はモヤモヤしてうまく言葉ではできないような内容を、本物の専門家は一瞬で「翻訳」さらには「もっと素晴らしい提案」をしてくれるのです。そういう場合、私はいつも「一を聞いて十を知る…まさに『顔回!!』」と心の中でつぶやいたものです。

 この「顔回」こそ、私にとっては比喩ですが・・・一般的ではありませんよね。※顔回とは古代中国に思想家 孔子の弟子で「一を聞いて十を知る」と言われるぐらいに優秀だったそうです。

 それに引き換え、「人間翻訳機」!!これはまさに言いえて妙だと感心しました。日頃の会話にもならず文章を書く際にも「分かりやすい比喩」「一言キーワード」は役立ちます。常に意識してピッタリの比喩表現をストックしていきたいですね。

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© 2021 森下藍理 国語・文章・読書感想文指導講師