雑感

行間を読む

 国語や文章術を教えるという立場上「行間を読むことはそれなりに得意ですが…だからと言って「世間」という名の「間」を読むことは・・・普通レベルです。」※(「行間を読む」とは「文章には直接表現されていない筆者や主人公の真意を読み取ること。」)

 「世間」には目に見えない暗黙の「評判」「ルール」「しきたり」があると思うのです。単刀直入にいうと「同じ偏差値の学校」だからと言っても「差」があるのです。

 例えばA大学は就職にはマスコミ系が強い、それに対してB大学は流通系・・・等々。これらは地元に住んでいる人たちや教育業界にいる人以外には分かりづらいものです。いわゆる、有名ではないけれど隠れた?「いい先生なるものもしかりです。

 さて、1年半前に知人から「関西在住で医学部受験を考えている息子さんがいる。浪人予定で、東京で予備校を・・・と考えてるそうですが評判のいい予備校知りませんか?」と聞かれました。「評判うんぬんよりも、結局は本人との相性が大切!」と前置きしたうえで「数時間以内にメールで返信します。」と伝えました。

 とりあえず私自身が知っている医歯学専門の老舗、現代の医歯学専門予備校の比較サイトをメールしました。知人や知人の知人はネットで調べることが出来る情報を欲しいわけではない、という行間は読めたので業界に詳しい友人に連絡して色々と聞きました。

 結果として・・・医歯学を目指す生徒を専門に指導をなさっているDさん(私自身も間接的に知っている方です)を紹介しました。正直言って個人で活動している方なので、いわゆる…「知る人ぞ知る」なのです。

 そして1年後・・・、Dさんにお世話になって頑張った浪人生。無事に医学部の推薦入試で合格しました!!!私は思いました。本人の努力が素晴らしいのは勿論ですが、本人に合う指導者等を探す努力をした保護者も素晴らしいなと。

 受験生やその保護者とは私は直接の知り合いではありません。しかし、保護者の熱意によって回りまわって私、私から友人、友人からD先生へとつながったのです。正しい情報を得るためには結局は表に出ない「間」を読むことが大切だと思った出来事でした。

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