雑感

マニュアル通りのデートしたいですか?

 営業の世界では「自分が商品」「自分のストーリーをお客さんに語る」ということがまことしとやかに語られたことがあります。またそういったことを書いてあノウハウ本、マニュアル本が数えきれないぐらいに世の中に出回っています。

 営業に限らず恋愛置いても「女性脳は…」「男性は・・・」だから○○すればいいといったノウハウが沢山あります。昔は「ホットドッグプレス」といういわゆるデートマニュアルの雑誌が人気ありました。

 しかし・・・それらを実行して成功した人が一体どれぐらいいるのでしょうか?マニュアル本をにらめっこしたエスコート、マニュアル本に載っていないことが起きた時に焦りまくる男性ってみっともないと思ってしまう私は冷たいのでしょうか(苦笑)。

 数年前に保険の営業マンがいわゆるマニュアル通りにエンドレスに自分語りをした時には「あの・・・空気を読んで下さい。仕事の合間にお付き合いしている私の状況からするとさっさと要点だけ言ってほしいのですが。」と内心で思ったものです。

 っと、いきなり熱く語ってしまいましたが・・・ノウハウは必要!でもノウハウ+想像力、ノウハウが成り立つ理由をいったものをしっかりと自分の中に落とし込むことこそが一番大切なのです。

 これは文章を書く際でも全く同じです。それゆえ、私は添削指導する際に「誰に対してどういう目的で書くのか」をしっかりと見極めたうえで添削します。例えばノウハウ本には「具体例を入れましょう」とあります。

 しかし、具体例を入れすぎることによって長々文章になってしまうと下手すると論点があやふやになる、相手は読まないという可能性も出てくるのです。それゆえビジネス未満、プライベートよりは丁寧に・・・といった相手にはそのあたりのバランスを考えて書く必要があります。

 そしてそして、そういうったバランス等を学ぶためにはやはり第三者からのアドヴァイスが必要だなと思う今日この頃です。そう、あらゆる分野においてノウハウ一辺倒ではなく自分自身にあった、またケースバイケースに臨機応変に対応できるためには指導者の存在って大切です!

 

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