雑感

オバサン構文、マルハラ

 「マルハラ(マルハラスメント)」「オバサン構文」とやらが物議を醸しだしているようですね・・・。オバサン世代である私自身、若者から「マルハラ」「オバサン構文」と思われようが全く気にしません。

 立場上、とにかく相手に伝わる内容(そのために一文は短く・・・は意識しています)であることを重要視しているので、固い文章・・・いわゆマルハラになっているパターンがかなり多いでしょう。

 そんな中、歌人である俵万智氏が素晴らしい句を残しています。俵さんが投稿したのは、「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9ec82ffd553e912852bd7544b22ab77f116f153f

 さすがだなあと溜飲が下がります。ただ・・・いわゆる「オバサン」世代の私は思うのです。文末を句点で終えるから槍玉に挙げられるというよりもトータル的に槍玉にあがるのかなと。調べてみると・・・「オバサン構文」の特徴がネットに上がっていました。

 それらを見て、思わず納得してしまう自分が(汗)。仕事柄、いろんな世代の文章を目にする私。意外と若者のほうが気の置けない友人同士の場合の文と、目上世代への文とをきっちりと使い分けており見事だなと感じます。

 むろん日本語や敬語等々、完璧かというとそうではないのですが、少なくとも若者世代のほうが相手に対する「気遣い」が感じられることが多いです。ある程度の年齢になると無意識のうちに凝り固まってしまいがち。

 「オバサン構文」「マルハラ」という話題を機に自分の文章を見直すのもありかなと思う今日この頃です。 

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