雑感

「話せば分かる」?!

 「話せば分かる」

 これは犬養毅の言葉として有名です。海軍の青年将校たちが総理大臣官邸に乱入した時に「面と向かって話したい」という強い姿勢の意味で言い放ったそうです。話し合いは聞き入れられず暗殺されてしまいますが、「話し合いを!」という姿勢は立派だなあと敬服します。

 

 私にはそんな強さも熱意もありません。「話しても分からない」タイプにはある程度で止めます(汗)。☜もちろん、ケースバイケースですが。さて、次の会話は実際に過去にあったものです。

 

(保護者) 「社会は読めば出来る科目ではないのですか?」

(私) 「興味がある子にとっては確かに読めばすっと頭に入るという場合もあります。でも、 そうではない場合も・・・。」

(保護者) 「ウーン。でも自分で出来る科目だと思うんですが。」

(私) 「・・・。」

 

 以下は私の心の中の言葉です。

(そう思うならば、あなたが子供に「教科書読みなさい」って言えば?!読んだだけ出来るならば長年、超低飛空(今後は墜落寸前)になるわけないよね?)

(そもそも、社会を勉強したい!と毎回うるさく言うのはあなたのお子さんです。要するに説明を聞いてマーカーでチェックし、時々質問に答えるだけで楽、間違っても絶対に他人は怒らないし・・・と彼は思っていますよ。)

 

 

 こういう不毛なやり取りをしながら「結局は国語力があるかないかで伸びしろが違うんだよな~。」と実感するのです。確かに「社会」という科目に興味があり、「社会」だけが点数がいいという生徒が過去に複数いました。

 

 でも…実は彼らはいわゆる「地頭」がいい、「国語力」を秘めているタイプでした。国語塾に入塾するきっかけは「国語の点数が悲惨なので・・・。」という場合でも、先にも書きましたが潜在的な「地頭」「国語力」を秘めていたので、短期間で国語の点数、素晴らしく伸びました!!!でも今回のケースはあらゆる面で違いすぎます。

 

 一般論だけで素人判断するのはいかがなものか?!と思わず「人の振り見て我が振り直せ」だと肝に銘じました。いやはや人間観察は面白く、我が身を振り返るためのきっかけになるなあと改めて実感します。

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