小論文

数字は入れたものの・・・

①きちんとした基準を伝えたうえでその基準と比べて「大きい」のか「小さい」のか❓等を伝えないことには相手には正しく伝わらない。

②「高い」「低い」「大きい」「小さい」「長い」「短い」といった表現だけでは相手に伝わりにくい。

上記2点のことから文章を書く際には「数字を入れる」あるいは「基準と比較する」、この2点が大切!と以前に書いたことがありますし、生徒たちにも口酸っぱく伝えています。

 某生徒、資料問題においてきちんと数字を入れていました。が、が、が、「○○は6割で・・・」と書いていました。資料をよく見ると複数の棒グラフが並んでおり、それぞれが59.3パーセント、61.2パーセント、57パーセント・・・という状態。

 つまり円グラフの1つの項目が60パーセントというわけではなく、複数の棒グラフの平均値が約60パーセントという状態。ウーン、せっかく6割と書いてありますが残念ながらマイナス1点だと生徒に伝えました。

 特定のグラフについて書くならば正確に数字を書く、複数のグラフのおおよその数字を書く場合は「約〇割、約〇パーセント」といった具合に「約」を入れておかないと虚偽になってしまいます(汗)。つまりマイナス1点です。

 こういったルールを知ったうえであらゆる業界のHPを見ると結構楽しいですよ~。どの業界も「顧客満足度96.3パーセント」といったように結構細かく記載されています。ぜひ参考まで。

 

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