「晴雨兼用傘」という便利なものがありますね~!紫外線の強い日差しの時には日傘として使い、にわか雨の時には雨用の傘として使えるので常に折り畳みを一本持ち歩くといいですね。
とはいえ、出掛ける時にすでに雨が降っている。しかも大雨の時には「晴雨兼用傘」ではなくしっかりとした水をはじく傘を使いますよね。「晴雨兼用傘」がダメではないけれど少々こころもとないですから。
実はこれと同じようなことが国語の選択肢に当てはまります。どういうことか?国語の選択肢では「もっともふさわしいものを選べ」とあり、選択肢のうち1つだけが正解で後はすべて✕というわけではないのです。
例えば選択肢が5つあったとしたら1つが◎、1つが〇、3つが✕という状態。そうすると◎が答えになるのですが受験生は〇の選択肢をみて「あ、合ってる!本文に書いてある!」と選んでしまうのです。
ハイ、確かに本文には書いてありますが本文に書いてある内容の一部だけだったり・・・で「もっともふさわしい」という条件にはなりません。この「合っているけれど・・・」が厄介なのです。
1つだけが正解でそれ以外が✕ならばいいのですが、ときとして内容が合っている選択肢が複数あり、そのうちのどちらが「よりふさわしいか」を選ぶ必要があります。というわけで選択肢には○が一つとは限らないことを意識しておきましょう。