作文 読書感想文

どう書けばいい?

「私の感動や作曲家の生い立ちなどのことをみんなに伝えたいのですが、伝えたいと思えば思うほど長々と文章を書いてしまうんです。」

これはフリーで活動しているピアニストさんからの声です。イベントをする際に案内チラシを作るそうですが書く内容を悩むことです。分かります!!私は彼女に言いました。

「まずは自分の気持ち、感情を書いて下さい。次に理由、その理由に作者の生い立ち等々を自動的に絡めることになると思います。また1文は短く!」

と。芸術では感動を共有するものなので素直に「感情」を書けばいいのです。それに対して業務連絡といったものはいかに正しく伝えるかが大切なので逆に感情等は入れずにシンプルに用件を箇条書きにすると伝わります。

何が言いたいか?相手に何を伝えたいか?によって「書き方」が違ってくることをしっかりと意識することが大切だということ。これはまさに読書感想文にも当てはまります。

何十年も前はまず「本を選んだきっかけ」「あらすじ」「本の紹介」を書くパターンが一般的でしたが今ではまずは自分の感情、本の中の一番のクライマックスのシーン+感想から書く作品が高く評価されます。なぜ高く評価されるか?ハイ、読み手に感動が伝わるからです。

私が読書感想文の審査する際・・・初めの5行で全体の評価をしていましたし他の審査員の方々も同様でした。今年も読書感想文講座の依頼が続々と来ていますし、私個人でも講座を!とワクワクしています。その際に詳細をお伝えしますしぜひとも皆さん講座を楽しみにしていて下さいね!

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